花粉症・アレルギーについて
厚生労働省の「アレルギー疾患対策推進協議会」が2016年にまとめた調査によると、アレルギー疾患はこの10年ほどで急増しており、国民の2人に1人が罹病していると推計されています。
花粉症の症状
人体にとって異物である「花粉」が引き起こすアレルギー症状を花粉症といいます。アレルギー反応を起こす花粉はさまざまです。もっとも患者が多いのはスギ花粉ですが、ヒノキ、カモガヤ、スズメノテッポウ、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなども原因となります。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、鼻や口の渇き、目のかゆみが代表的な症状です。
アレルギー性鼻炎の症状
くしゃみや鼻水、鼻づまりなど、花粉症と同じ症状があるからといって、必ずしもスギ花粉のアレルギーとは限りません。ハウスダウトやダニなど、通年接触する可能性があるものが原因の場合もあります。またペットのイヌやネコなどのアレルギーもあります。
20分でわかるアレルギー検査
鼻内の粘膜の色、腫れ具合、鼻汁の状態により、アレルギー性鼻炎の疑いをチェックします。血液検査を行って、何に対してのアレルギーなのかを診断します。ハウスダスト、ダニ、ペットのイヌやネコ、花粉ではスギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサなどがあります。
花粉症・アレルギー治療
内服薬や点鼻薬によるお薬による治療、ネブライザー療法などの局所処置を組み合わせて治療します。アレルギーは環境の影響も大きいので、室内の掃除やインテリアの改善のためのアドバイスも行います。